今日は連休明けの勤務。
僕は、定時で退社しました。
転職する前の会社では、毎日22時頃までは働くのがデフォルトだったので、定時の概念は無いに等しい状態でした。
休日出勤も頻繁にあり、土日が休みでもクライアントからの電話が鳴って起こされることもよくありました…。
そんな働き方をしてきたので、未だに定時で帰るのはちょっとむず痒いというか…違和感があります。
今考えると異常な働き方をしていたと、しみじみ思います。
定時で帰って、リアルタイムで「わたし、定時で帰ります。」の第4話を見ました。
第4話のテーマの一つにもなっていた「仕事の効率化。」
ドラマ中でも描かれていた、手書きでその日のタスクを見える化する、いわゆる「TO DO リスト」は実際役立ちますよね。
僕は手書きで書き出したり、スマートフォンのメモ帳も活用しています。
ちなみに、ドラマの中で少しだけ表現されていたのですが、大手のWEB制作会社なのに、面談用のキャリアシートが手書きなのはナンセンスですねぇ…
ドラマの演出上手書きの方がわかりやすいとは思いますが、
日本企業がサービス残業や生活残業を無くす方法
ところで、日本の企業の労働生産性ってめちゃくちゃ低いって言いますよね。
残業ばかりたくさんして、労働の効率が悪いと。
では、日本人は本当に諸外国と比較して労働効率が悪く能力が低いのでしょうか。
相対的に個々の仕事が遅く効率が悪いのでしょうか。
答えはNOです。
そもそも、なんでこんなに日本人の残業は多いんでしょう。
答えはめちゃくちゃシンプルです。
日本企業の給与構造は、残業代が多くの割合を占めるからです。
残業を無くすための方法もシンプルです。
基本給を上げて裁量労働制にすれば良い。
その上で定時帰宅や帰宅時間を早めることをルール化する。
これで労働生産性を下げる不要な残業は絶対無くなる。
毎日遅くまで残業する人に、「来月から月給20万円増やすから、定時で帰って」と言えば、ほとんど例外無く定時で帰宅すると思います。
日本の会社は基本給低すぎだから、労働者側が残業代に依存するのは当たり前です。
これは日本人が優秀かどうかの問題じゃなくて、仕組みの問題。
経営層が現場のスタッフに労働生産性とか残業の議論をするときは、同じテーブルに「待遇(給料)」の話が無いと成立しないです。
会社がどんなに早く帰ることを推奨しても、残業代が給料の多くを占めていたらまず早く帰りません。帰れません。
基本給が高く労働者が満足する給与をもらっていて、裁量労働制だったら、みんなどんどん早く帰りますよ。
そして、その方が労働の効率性も絶対上がるよ。
基本給が高くなるということは、会社に対する満足度が上がるということです。
その方が現場のスタッフは絶対にモチベーションが上がるし、会社に対する貢献度も上が李ます。