アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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“残業80時間“”以上の生活はこんな感じです。広告代理店の当時のタイムカードを公開。

こんにちは、アラサーです。

 

会社員の皆さんは毎日どれくらい残業していますか?

 

僕は新卒から広告系の会社で仕事をしています。

20代で3回転職をしたので、今は4社目です。

 

広告会社の労働時間が長いのは有名ですが、実際僕も長時間の残業をしていました。

ただ、実際働いてるときはもう感覚がマヒしているので、長時間労働そのものはそこまで苦には感じていませんでした。

 

今思うと、かなり疲弊していましたが…。

 

50代の営業部の方で3ヶ月間一日も休みが無かった人もいました。

案の定その方は病気になって一時入院してしまいました…。

 

当時、社内でも残業時間の長さと休日出勤の多さが問題視はされていましたが、具体的な改善策は無くて歯止めが利かず、その人の仕事をフォローできる人も足りない状況でした。

 

この時僕は2社目、社会人3年目に差し掛かった頃です。

当時の勤務表の一部がこれです。

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この時の会社は定時が9時半~18時半でした。

電通とか博報堂とか大手メディア会社の多くは定時が9時半~17時半ですよね。

なので、17時半終わりで換算すると100時間とか余裕で超えてますね…。

 

広告の仕事をしていると、クリエイティブの要素が多い内容の案件になるほど、アウトプットの質を上げるために試行錯誤し、たくさんの時間を費やしたくなる、そんなことがよくありました。

 

とはいえクリエイティブな所謂“広告会社っぽい華やか(に見える)な仕事)など業務の5%くらいで、95%はめちゃくちゃ地味な作業のオンパレードです。

 

一般的な会社でいう「営業推進」や「営業庶務」の機能も社内には無かったので、経常的な単純作業にも毎月かなりの時間を割かれました。

 

僕の立ち位置は一応営業でしたが、見積書や請求書は毎月50枚以上作ってました。

そんな中で、急なプレゼンや自治体のプロポーザル案件、土日はイベントなどが入ってくると、もはや残業の概念すら無くなります…。

 

こんな時期もあったなぁ。

 

今の会社では平日仕事のあとに時間を作ってジムに行ったりもしています。

 

当時はそれなりにやりがいを感じていたし、達成感がある瞬間や今より高い給料に充足感を感じていた部分もあるけど、今考えるとかなり不健全ですね。

 

残業して得られるお金よりも副業のほうが効率的だし、ジムに行ったり自己投資もできて健全です。

 

ただ、当時の経験から学んだことは非常に大きい。

あの時の経験が無ければ今のキャリアは無いし、仕事に対する哲学や振る舞い方はこの時の経験が全てのベースになっている。

 

第二新卒と言われる時期(年齢)に、これだけのハードな体験をできたおかげで今がある。

 

とても理不尽なパワハラとかもされたことがあるけど、そんな経験も反面教師として受け止めて、今の自分の振る舞いに活かしています。

 

皆さんは月どれくらい残業していますか???