コナン劇場版シリーズ23作目の「紺青の拳」
ようやくGWに観に行くことができました。
映画館に入ると、やっぱり“大人”ばっかり。
時間が経っても作品の魅力は色褪せず、子供はもちろん寧ろ大人になってからより楽しめるのは本当に凄いアニメだなぁと思います。
興行収入は既に70億を突破、前作の「ゼロの執行人」や「から紅の恋歌」を上回るペースで驚異的な人気です。
昨年の「ゼロの執行人」が個人的には期待以上の面白さでした。
今作は怪盗キッドが出るので、自ずと期待値が上がります。
コナンと言えばお馴染みのオープニング。
映画の度に演出を変えて、長い間観る人を楽しませているのは凄いですね。
キャラクター設定を必ず最初に説明するのは、珍しい。
アニメは観てなくても映画だけ単発で見たり、コナン映画を初めて観る人も長いコナンファンでも楽しめる、飽きない演出は毎年すごいなぁと感心します。
紺青の拳(フィスト)の舞台はシンガポール。
実際にシンガポールでマリーナベイサンズに宿泊したことがあるので、見たことのある情景描写が多く楽しめました。
今回は京極誠と園子の恋愛模様がキーポイントの一つとして描かれています。
初の女性が監督作品ということで、恋愛模様の描き方がこれまでとは一味違い、女性目線のエッセンスが大いに取り込まれているのがよくわかります。
恋愛要素がかなり大きいので、好みが分かれる作品ですね。
コナン映画の醍醐味といえば、ダイナミックなアクションと、アニメでは放送できないド派手な爆発シーン。
紺青の拳(フィスト)もアクションと爆発シーンをふんだんに盛り込んだ内容です。
始まってすぐ爆発します。笑
途中から最後まで畳み掛けるようにアクションシーンの連発なので、話のストーリーを楽しむよりもアトラクションに乗っているかのような感覚で終盤は一気に展開します。
これまでのコナンだと、謎解きのシーンは場面転換して回想シーンなどを見せながら説明することが多かったですが、紺青の拳は謎解きとアクションがほぼ同時に進行するので、ちょっと慌しくも感じるかもしれません。
ちなみに、京極誠のアクションシーンが完全に「北斗の拳」意識してるだろと思ったら、実際にコラボレーションしてたんですね。
アクションシーンが人間離れしてド派手なので、途中からコナンじゃなくてドラゴンボールみたいにも思えて笑えました。
そして、恒例の次回作の予告。
2020年の次回作は、赤井秀一のセリフが一言。
「届け、遥か彼方へ。」
コナン映画は、次回予告もコンテンツ化してて面白いのが良いですよねぇ。
エンドロールの後と予告に楽しみがあり、最後の最後まで観客を楽しませるつくりになっているのはいつも感動します。
赤井秀一をフィーチャーするということは、どんな展開のストーリーになるのだろう。
少なからず、黒の組織なども絡んでくるのでしょうか。
コナン映画の主題歌といえばb'zか倉木麻衣が定番ですが、今回はJ SOUL BROTHERS 登坂広臣のソロ「BLUE SAPPHIRE」。
クールで映画の印象とマッチしていて良かったと思います。
個人的にはやっぱりb'zが最高ですけどねぇ。
今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」