GW10連休もとうとう終わりますね。
(僕は10連休も取得できたのですが、仕事が溜まるのが嫌なのと、休み過ぎるのが気持ち悪いので何日間か仕事しました。)
さて、昨日久しぶりに学生時代の友人と飲みに行きました。
4人いて僕以外の3人は全員10連休だったのですが、4人中僕を含む3人は仕事に充実感を感じているので連休明けでも仕事が苦痛じゃないという話に。
1人だけ、とにかく憂鬱で出社したくないという人がいました。
転職する前は、僕も同じ状態でした。
まず新卒のとき。
新卒で入った会社はわずか半年も経たずに辞めてしまったのですが、仕事に興味もやりがいも一切見出せなかった当時、連休明けとにかく会社に行くのが憂鬱でした。
次は、大手の広告代理店で上司からひどくパワハラを受けたとき。このときは、本当に精神的にギリギリでした。
普段できる仕事もうまくできなくなったり、電話を取るのが少し怖くなったり…
今までできていたことが上手くこなせなくなる不安や、理不尽で辛辣な言葉を怒りの感情に乗せて浴びせられる毎日が続きました。
連休明けに限らず、休日も会社での光景や仕事のことが頭からとにかく離れず、めちゃくちゃ辛い日々でした。
仕事は、人生の半分を費やす時間です。
めちゃくちゃ長いですよね。
幼い頃から学生時代にかけてずっと続けていたことがあったとしても、20歳までだとしたら10数年くらい。
仕事は、40年以上は続く。人生でもっとも多くの時間を費やす行動です。
仕事に関わるストレスはいろんな要素がありますよね。
通勤、上司、給料、やりがい、人間関係、オフィス環境、仕事内容…
人によって、仕事において重要なことは異なりますが、精神的に大きくマイナス影響をもたらす状態ならそんな環境にいるべきじゃないのは明白です。
転職には未だにネガティブなイメージが残っています。
僕が転職するときもした後も、実際に辛辣な言葉を言ってくる人もいました。
人が関わる以上、完璧な会社は一つもないし、必ずどこかでつまらないパワハラや理不尽な文化の環境は残るでしょう。
でも、そこで我慢をする必要は無いです。
世の中には自分には合わない会社がたくさんある一方、自分に合う環境の会社も必ずあります。
行き当たりばったりな退職・転職は良いキャリアにはなりませんが、キャリアの軸があれば転職するのはプラスなことです。
キャリアの軸が明確ならスキルが積み重なっていきます。
軸が無ければスキルが確立しないので、苦しいキャリアになる可能性が高い。
スキルは資産になるので、辛いときや仕事が何だか上手くいかないときも、必ずまた浮上できる浮き輪の役目を果たします。
スキルの蓄積があれば、会社が変わるのは髪型が変わるくらいカジュアルなことです。
先日、某大手通信会社に勤める大学時代の同級生とかなり久しぶりに食事をしながら仕事の話をしました。
僕が20代で転職を重ねた話をすると、凄く驚いていて、途端に年収は上がったのか下がったのか、何で前の会社を辞めたのか、そんなことばかりを聞かれました。
正直、いちいち転職にネガティブな反応をされるのはもう僕はうんざりです。
1つの会社でキャリアを終える方が珍しい今の時代。
同じ会社に無思考に居残り続ける人も多いでしょう。
大企業にいる人に限って、ネガティブな反応をされることが多いです。
ちょっと、その同級生にはがっかりしてしまいました。
僕は企業規模なんて大手でも中小でもベンチャーでも良いです。
自分が経験した世界のモノサシだけで、キャリアを断定的に語る人が残念ながらたくさんいます。
そういう人は、僕がしてきた転職を否定的に捉えることが多いです。
僕自身は転職する際にキャリアの軸があったので、今は自分が好むワークスタイルに近づいて
きています。
みんな、自分の価値観があって、会社や仕事に求めるものはそれぞれ違う。
働き方が多様化する一方で、自分が見ている世界を他人のキャリアにも当てはめようとする人とたまに遭遇すると、がっかりしますね…。
キャリアは人生で長く続くマラソンなので、休み明けの出社が凄く憂鬱でネガティブな感情に気持ちが支配されてしまうくらいだったら、絶対に転職した方が良いですよね。