アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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27歳で退職。無職になり貯金がゼロになったときのこと。

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去年、27歳で3回目の転職をしてから、約1年が経つ。

 

去年の5月1日に入社したので、平成最後の日でちょうど1年になる。

 

僕のキャリアの中で、1年前に辞めた会社は最も規模が大きい、所謂大手の広告会社だった。

僅か半年も経たないうちに、僕は次の会社が決まらないまま退職した。

 

前の会社のとある人に退職したことを告げたとき、最低だね、と言われたときはとても残念な気持ちになった。

僕がしてきた選択の背景も思考も知らない、知ろうともしない人が放つ言葉は、当時デリケートになっていた僕の心にモロに刺さった。

 

 

転職先が決まらないまま会社を辞めたのは、初めてだった。

初めて無職になり、ハローワークに行った。

 

自分が失業手当を貰うためにハローワークに行くと、思っていなかった。

僕はきっと、自己評価が高かったのだ。

だから、すごくがっかりした。

 

貯金がほぼ無くなって生活が苦しくなったことは、恥ずかしくて周りの友人に言えなかった。

お金が無くなり、母親に頭を下げ、実家に戻った。

 

良い年してそんな状況にいる自分を思うと、毎日虚しくなった。

お金が無くて、本当に心が荒んだ。

 

新卒で就職したとき、自分が無職になるなんて1ミリも想像していなかった。

 

それなりに良い大学を出た。

会社員としても、それなりに順風満帆に上手くいくと、何となく思っていた。

 

いつも、斜め上にもう一人の自分がいて、不都合なカッコ悪い自分からは目を背けてきた。

もう一人の自分がいて、自分を客観視してる感覚の人、他にもいるかなぁ。

 

前の会社で、なかなかのドラスティックなパワハラを受け、フロアで大声で怒鳴られていた時も、僕はもう一人の自分と会話していた。

 

何で自分はここにいて、理不尽に怒鳴られているのだろう、何故周りの人は明らかにおかしな状況を見て、誰も口出しせず見過ごすのだろう。

 

短い時間だったけど、そこで見た景色は、その後の僕に大きな影響を与えた。

今となっては、辛かったこともポジティブに昇華できている。

 

それでも、当時受けた辛い仕打ちは今でも夢に出てくる。

 

令和から始まる今の会社での僕の2年目は、大切な1年になる。

今期は、自分の価値をもっと上げる必要がある。

 

社内も社外からも、自分と関わる価値をより感じてもらえるようにならないといけない。

良いことも悪いことも、今まで経験したことを整理して、良いアウトプットが出来る1年にしたい。

 

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