アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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無職明けの花金

僕は2ヶ月間、無職になったことがある。

 

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学生のころや新卒で就職した頃は、まさか自分が20代で3度も転職して、無職になることがあるとは想像できなかった。

 

無職明けに働き始めてから初めての花金の日、行きつけの店で飲んだビールは何だか格別な気分だった。

爽快だった。

 

 

僕は今27歳。

周りも結婚や転職などの変化が多い。

人生どうなるかわからないなーと最近つくづく感じている。

 

最近、仕事を辞めた40歳の知人がいる。
バツイチで今は独身、子供はいない。

 

彼は僕の行きつけの居酒屋の店長だった。

週に一度は訪れていて、料理とお酒はとても美味しかった。


彼の居酒屋では、毎週イベントを開催しており、定期的にSNSで告知をしていた。

その日も、確か鍋がメインのイベントをやっていた。

 

花金の日、いつものようにお店に行った。

店が開いていない。

SNSで告知をしているのに。

 

僕と同じく、もぬけの殻の店を見て引き返した人はたくさんいた。

彼は飛んでしまった。


自ら告知したイベントのその日に居なくなってしまったのは、多くの常連をがっかりさせてしまったかもしれない。

 

飲食店は特に、人手不足が深刻。

また飲食店で働くのなら、すぐに職場は決まるのかもしれない。

すすきのでは、飛ぶのはよくあることらしい。

 

でも彼の辞め方を知って、何だか僕は少し虚しくなった。

彼と会うことは、もう無いだろうな。

 

すすきので飲んでいると、色んな人生に遭遇する。

 

僕の人生はこれからどうなっていくだろう。

節目の30歳にどんな自分になっているか。

 

後悔の無いように、生きていきたいな。