アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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僕が20代で会社を辞めるときに役立ったこと。会社を辞める理由・上司への伝え方・転職サイトの活用など。

20代で3回の転職。僕の転職理由と、退職するとき上司へどう伝えたか。

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 1社目(広告媒体社)
僕が新卒で入社した会社は、小規模の広告会社でした。
当時社長のトップダウンで、現場と社長の方針や考え方にかなりギャップがあり、僕以外のスタッフも転職を考える空気が社内でありました。
なので、上司と転職の話はカジュアルにできる状態で、直属の上司や部長とは日常的に相談をしていました。
転職先が決まってから、社長に電話で退社の意思をつげ、退社日などの調整に入りました。
もともと長くいるつもりはなく、とにかくより規模の大きい会社にステップアップしたいとこのときは考えていたので、転職を決意しました。
 
2社目(広告プロダクション)
2社目も広告会社に転職。1社目よりも業務の幅もかなり広がりました。
この頃が一番忙しくて業務量が多く、毎日残業は当たり前で休日出勤も非常に多かったです。


僕は労働時間の長さそのものは苦ではなかったですし、残業そのものは僕は否定しないので、あの頃はたくさんのことを勉強しました。
約3年弱の在籍でしたが、ここで会社員としてのアイデンティティの土台を築き、キャリアの礎となる経験を積みました。

直属の上司は40歳で課長職でした。

このとき、辞める意思は最初他部署の部長に相談しました。今思うと、適切な伝え方では無かったかもしれないですが、当時僕も上司もかなり多忙な中で、僕の感情はとても上司に直接辞めますと言える心境ではありませんでした。
それでも、やっぱりまずは直属の上司に伝えるのが正しい順序だったなとは思います。

このときは退社時期について会社とかなり交渉しました。
転職先の会社は大手の広告代理店で、取引先でもありました。

当時受け持っていた業務がかなり膨大だったので、次の人が入るまで待って欲しいと言われたり、次の代理店からは早く来て欲しいと言われていました。
結局、取引先だったので会社同士が直接話し合う格好になり、退社時期や業務引継ぎのスケジュールが決まっていきました。
多忙な中でも有給を消化するようかなり取り計らってくれたので、今思うとありがたかったですね。


マイナビ転職でスカウトがきたのがきっかけで、大手の広告代理店へ転職することを決意しました。
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忘れた頃に、思いがけず良いオファーが来ることもあります。

 

 3社目(大手広告代理店)
3社目は大手の広告会社に入社しました。
かなり古い体質の組織でしたね。
当時、50代の役員と退職面談をしたのだけど、僕が経済学部出身というだけで銀行とか良いんじゃないか、と言われたのには唖然とした。
もう古い体質の組織には身を置きたく無いなと、心底思った。
僕は日々新しい知見を得たりインプットするのが好きだから、代謝の良い環境でフレキシブルな会社環境を求めた。
パワハラもあり、4ヶ月で退職することとなった。
 
今は残業が少なく副業もOKの会社なので、かなりゆとりができた。
これまでの経験を生かせる環境なので、会社での立場も非常に快適になった。
会社が変われば人生も変わる。
今の会社でうまくいかなかったとしても、活躍できるステージは必ず他にある。
転職はこれからよりカジュアルな行為になっていくから、1つの会社で上手くいかないことなんて全く気にする必要は無い。

そもそも会社は、価値観もバックボーンも異なるあらゆる人達が集まる集合体なのだから、違いや多様性は当たり前だし、だからこそ多様な働き方が容認されて然るべきだ。
もう1社でキャリアを終えるほうが珍しい時代。
会社は一つの文化だから、合う合わないがあって当然。
だからあまり気負わず、転職回数も気にしなくて良い。
逃げのキャリアは全く生産性ないけど、主体的に築いた社歴は自分の価値を高める。

 
会社辞めるとき気をつけること
 

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有給は全て消化しよう

僕は半分以上の有給を残して、転職するケースがほとんどでした。
ですが、基本的にいかなる理由があれ有給は全て消化したほうが良いです。
業務の引継ぎや整理が退社日まで逼迫し、十分に有給を取れずに退職する人も多いですが、基本的に有給は権利です。そもそも有給は堂々と取って然るべきです。
譲歩してしまいがちですが、消化して然るべきですので堂々と有給しましょう。
 

転職したことが無い人の意見は聞かなくて良い

3年はやってみろとか、うちの会社でだめなら他に行っても上手くいかないとか、そういう類の言葉を浴びせてくる年配者の話は全て無視していい。
そういう人達に限って転職したことすらなかったりするし、本当に自分のことを思って発言してくれる人など数えるほどだ。
ネガティブなことを言ってくる人の大多数は、耳障りなノイズだから気にしなくて良い。