アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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“服装自由”の面接で「スーツを着るべき」か「私服」を着るかについての正解。

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服装自由のグループ面接だったから、金髪にピアスで行ったら注意された。

だったら服装自由とか書くな。

 

こんな投稿を見かけた。

 

僕が就活生の頃も、服装自由の企業説明会に参加したことがある。

僕は当時、スーツで参加した。

 

その企業からは、説明会後お祈りメールが送られてきた。

スーツで行ったことが原因かはわからないけど。

 

 

僕が採用担当だったら、エンジニアなど技術職でない限りは、浮いた服装で来る就活生はネガティブに映る。

 

 

服装自由の企業説明会や面接での服装に、正解は無い。

 

僕の場合は金髪にピアスは相応しくないと感じるが、一方でそうは感じない人もいる。

 

具体的な服装について何が正しいかを考えるのは本質的では無い。

大切なのは、会社での評価は100%他人がするものだと就活生のときに気付くことだ。

 

会社での行いは、服装や髪型、仕事の内容も含めて全て評価者は自分ではなく上司を始めとする他人がするものだ。

 

服装自由のときの服装がその会社にふさわしいかどうかを判断するのは、就活生ではなく会社側の採用担当だ。

だから、服装自由なのに自由な服装で行ったら注意されたと嘆くのは、本質からズレている。

 

会社の価値観は、既にその会社にいる人が形成する文化だ。

その文化にジョインする前の就活生が、外から文句を垂れるのはお門違い。

 

自分が入りたいと思ったコミュニティーを、入る前から批判する人はいないでしょう。

友達になりたいと思った人を、いきなり批判する

人はいないでしょう。

 

服装自由の面接での正しい服装は、企業側が判断する。

注意されたなら、その会社の価値観と合わなかったと捉えれば良い。

 

転職がカジュアルになったとはいえ、会社は人生で最も長い時間を過ごす場所(文化)。

会社は、バックボーンが異なる大人たちが、独自の価値観に共鳴して共同作業をする集合体だ。

 

会社が持つ価値観に対する共感が無ければ、他人がする評価にも不満が出る。

だから、その会社がどんな文化でどんな価値観を持っているのかを就活生は入社前に知り、企業は自分達の価値観に共感する人に入社してもらうために、お金をかけてPRする。

 

価値観の違いが原因で、男女は別れたり離婚をする。

企業と社員も、価値観が乖離すれば一緒にいることが双方マイナスになり、退職する。

 

 

このことに気付くことが、就活での服装を考える本質だと思う。