アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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27歳、初めてハローワークに行った日

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僕が学生時代にバイト先が一緒だった知人が、先日婚約したそうだ。

彼は34歳、貯金無し。

 

奥さんは28歳。彼女も貯金はほぼ無し。

2人とも楽観的でお金は無くても何とかなるでしょ!と気楽に振る舞う。

 

時々、電気や水道も止まっている。
そんな日はキャンドルで灯りを灯しているらしい。

 

そういう夜はキャンドルナイトと呼んでいるらしい。

 

彼女は酷い鬱に長く悩まされているらしい。

身体の見えるところに、自分でつけたいくつもの傷痕が痛々しい。

 

先日も酷い鬱症状に陥り、実家での療養を余儀なくされたそうだ。

 

彼女のお腹には、 2人の子供がいる。

友人たちの前では、2人ともいつも幸せそうだ。


27歳で僕は初めてハローワークという未踏の地に足を踏み入れた。

その日は失業保険の初回認定日だった。

 

再就職手当の仕組みについても僕はよく理解できておらず、自分はいくら手当が受け取れるかをその日初めて把握した。

 

ハローワークには沢山の人がいた。
職業相談コーナーでは何人も自分の番が来るのを待っている。


求人検索用のパソコンはほとんど埋まっている。
総合案内には次々には人が並ぶ。

ほとんど失業者だろう。

 

ハローワークで求人検索をしたことは僕はない。
どうやら、余裕をもって暮らせるような給料がもらえる求人は、少ない。

 

たまに、幸せの感じ方や尺度についてぼんやりと考える。