EZO TIMES

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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僕が体験した「電通の飲み会」

新卒1年目に入社した会社で、僕は電通と仕事をしていた。

 

広告代理店には年末に納会という催しがあり、取引先が代理店に集まり、昼間から代理店のオフィスでお酒を飲む。

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最近は、高橋まつりさんの事件があったので自粛しているらしい。

 

僕は1年目のとき、初めてこの納会に参加した。

 

それ以前に、電通の人と個別にお酒を飲む機会は何度かあった。

彼らは所謂THE 電通人ではなく、そういう電通っぽい飲み方や騒ぎ方を嫌う人たちだった。

彼らは中途で電通に入っているので、そういう会社の文化を俯瞰で見て、いつも一歩引いていた。

 

まだペーペーの新卒1年目。


噂に聞いていた電通の飲み会とはどんなものだろうと思って納会に参加した。

 

結論から言うと、下品な人達だなーという印象しかない。

 

僕が取引部署のフロアにつき、席に着くなり参加させられたのは「うまい棒の早食い競争」だ。

「おい今来たそこの若い奴、お前もやれ」

 

そう言われて、すごくゆっくりうまい棒を食べた僕は、やっぱり広告代理店に向いてなかったのだろう。

 

大人になって初めて最下位になったのが、うまい棒早食い競争だった。

電通の人達は、それを見てゲラゲラ笑っている。

 

その後、電通の新人がパンツ一丁にネクタイを巻いて、キャスター付きの椅子に正座して各フロアを周回していた。

それを見て、また電通の人達はゲラゲラ笑っている。

 

「品が無い」って言葉の辞書は、「電通の飲み会」で良いんじゃないか。

電通に限らず、広告業界の飲み会は品が無い。

 

僕と同い年のテレビ営業がいる。

彼が担当していたクライアントの忘年会では、2次会はテレビ局の営業だけがホテル内のカラオケボックスに集まり、スポンサーの女社長の前で全裸で歌うという芸があった。

 

何だかアホらしすぎて呆れる話だけど、これは事実だ。

 

平日は代理店の担当と合コン。土日はゴルフ。

常に2日酔いのまま出社。

 

その僕の知り合いのテレビ営業は、1ヶ月の接待交際費を60万程使うらしい。

 

異常な世界だったなー。

僕は広告業を辞めて“彼ら”と関わることが無くなって、めちゃくちゃ健康的になった。

 

僕は広告の仕事で好きなところはたくさんあったけど、向いて無かったんだろうな。

向いてなくて良かった。

 

今は月曜日に会社に行くのが憂鬱で無くなったし、ストレスフリーに近い。

定時に帰っても違和感は無いし、副業が容認されているので会社以外にも色んな活動をして収入も得られる。

 

転職して良かったなと、心から思える。