唐沢寿明が主演を務めた白い巨塔は2003年、もう16年前のこと。
唐沢寿明は研音に所属。最近AKBグループのNGT48から山口真帆が移籍して話題になった芸能事務所ですね。
新卒の頃、研音の方と一度お仕事をしたことがあります。懐かしいなぁ。
2003年に放送された白い巨塔は、最高視聴率が30%を越える大ヒット作。
これだけ記憶に残るドラマは多くないです。
当時は今ほどSNSが普及していなかったので、テレビの影響は大きかったです。
2003年の白い巨塔は、大学病院の階級社会、派閥、出世など、強烈なインパクトを残しましたね。
実際の大学病院はどんなんだろうと、多くの人が気になったはずです。
大学病院を舞台にしたドラマ作品といえば、1993年に放送された「振り返れば奴がいる」。
これは再放送でも何度も観ました。
白い巨塔と同じく、大学病院内の権力闘争や派閥争いを表現したドラマは衝撃的で、凄く面白いドラマです。
この頃の織田裕二の活躍は凄いですね。
織田裕二のドラマだと、2004年に放送された矢田亜希子との共演作「ラストクリスマス」も記憶に残るドラマです。
恋愛ドラマのなかでは、ラストクリスマスが好きという人もいると思います。
このドラマでオーロラが話題になりましたね。
個人的には、昨年2018年に放送された織田裕二主演のSUITS/スーツも面白くて好きなドラマです。
病院が舞台のドラマといえば、「ナースのお仕事」も一時代を築きましたね。
白い巨塔や振り返れば奴がいるとは全くテイストが違うコミカルな内容で、観月ありさが一気に有名になったキッカケのドラマだと思います。
さて、今回5夜連続で放送のテレビ朝日開局60周年ドラマ「白い巨塔」。録画していた第1話を観ました。
僕は序盤で、観るのを辞めてしまいました。
個人的に、面白くないです。
ストーリーがある程度わかっている中で、キャストの演技に惹きこまれればリメイクでも面白い作品はあると思いますが…。
岡田准一の演技が好きじゃないとか、そんなことは全くないのですが、今回の岡田准一はミスキャストは否めない。
岡田准一主演『SP 警視庁警備部警護課第四係』は好きなので。
今回の白い巨塔は、全然魅力を感じませんでした。
どうしても2003年の唐沢寿明と江口洋介のイメージは拭えない。
個人的には2003年の作品では、上川隆也演じる関口弁護士がカッコよくて、凄く印象に残っています。
リメイク作品の宿命ですが、どうしても2003年のキャストイメージから抜け出せない人は少なくないと思います。
期待値が高かっただけに、正直面白くなくて残念です。