アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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初めて会社を「退職します」と上司に切り出したときの思い出

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大学を卒業して就職後、20代で3回転職をした。

既に4社経験しているとはいえ、新しい会社に入るときは、やっぱりストレスがかかる。

 

会社を辞めることを上司に告げたときのことは、今でも鮮明に覚えている。

 

初めて会社を辞めるときは、とにかくググった。

 

「20代転職」「20代退職」「退職届け書き方」「退職上司伝え方」

退職、転職関連の情報を、毎晩のように検索した。

 

退職届けは、たしか2.3回書き直した。

 

新卒で入社した会社を辞めるときは、上司の席に行って別室に行き時間を貰うために声を掛けるだけで、とても緊張して声が震えた。

夜は何度も目が覚めた。

 

当時、僕の直属の上司は女性だった。

まだ僕は新卒で入社して4ヶ月。

 

この頃のことを思い出すと、顔を覆いたくなる、恥ずかしいことばかりが頭に浮かぶ。

 

僕が初めて上司に退職の意向を上司に切り出したとき、上司の第一声は「あー、やっぱりか。」だった。

 

あー、やっぱりか。

 

就職活動のときに自己分析をしなかったせいか、学生のときにバイトが長続きせず、社会と接する機会が少なかったからか。

 

新卒で入った最初の会社で過ごした時間は、社会と自分の接し方を考え、理解するために必要な時間だった。

 

初めて会社を辞めるとき、ぼんやりとイメージできた未来の自分の社会人像が、次第に具体化して今がある。

 

会社は転々としても、キャリアが点ではなく明確な1本の線で繋がることが、僕は大事だと思っている。

 

転職回数を気にする必要は、今の時代無くなった。

環境を変えるときはリスクに意識が取られがちだけど、自分がやりたいことや働き心地の良さを求め続けるのはとても良いことだから。