アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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人生で自由な時間は「30年くらい」しかない

人生で、自分がやりたいことができる時間は案外短い

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卒業シーズンだ。
中学生のときは、卒業式で大地讃頌のピアノ伴奏をした。
高校生のときは、第一志望の大学に合格し、初めての一人暮らしと上京に期待を膨らませていた。
大学生のときは、これから毎日早起きして会社員として働くことにひたすら絶望した。

社会人になってから、時間が過ぎるのが急速に早くなる。
20代前半のとき、自分が30歳になる姿は想像できなかった。
若いときすごく立派で大人に見えた30歳は、いざ自分が近づくと大したこと無い(笑)

よく20歳を過ぎたら人間ほとんど変わらないというけど、僕は凄く変わった。
仕事を通じて色んな人の価値観や行動に触れて、自分の行動や考え方も大きく変化した。

人がアクティブに行動できるのは、概ね50代前半まででしょう。
なので、社会人になって自分で稼いだお金で自由に行動できるのは、せいぜい30年くらいです。

そう考えると、僕にはあと20年しかない。
時間が過ぎる感覚はより早くなる。
会社と自宅の往復を繰り返す日々を過ごし、ぼーっとしてたら人生はあっという間にエンディングだ。


今日、いつもより少し早起きして、普段使わないバスに乗って通勤してみた。
無機質だったいつもの通勤が、すごく新鮮に感じた。
ちょっと遠回りになるのだけど、高校生の会話で少し賑やかな車内で景色を眺めるのも悪くない。
案外空いていて、途中からゆったり座れることも分かった。

週に1回はバス通勤にしてみよう。



「月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。

目標は無いよりあった方が良い。
マンネリしがちな日常に変化を与えるキッカケになるからだ。

月に行こうと思わなければ、そのための努力も行動もしない。
楽天の三木谷社長の言葉を借りると、飛行機を改良した結果、アポロは月に行けたわけではない。

ビジョンがあるから、行動が変化する。

大学受験のとき、予備校の先生が、授業のたびに「キャンパスにいる自分を毎日想像しろ」と言うのが口癖だった。

言われるがまま、度々東京にいる自分を想像した。
実際、想像通りの理想のキャンパスライフにはならなかった。

だけど、未来の自分をイメージしたことが、間違いなく自分を“そこ”に向かわせて、行動を変えたのは確かだ。


歳を取るのは、思っていた以上にあっという間だ。

小さなことでも、何か目標やキッカケをつくれば行動が自然と変わる。


明日死ぬかもしれない、
どうせ短い人生なら。
同じ毎日から少しづつ脱線して、ちょっとだけ毎日自分をリニューアルしてみようっと。

その方が、人生は楽しいのだと思う。