アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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1年で日本屈指のボランチにまで飛躍した、川崎フロンターレ守田英正

今年のJリーグは、ビジャやサンペールら外国人もそうだが、日本人選手の開花と躍進がより面白い。

 

今、僕がJリーグで好きなディフェンシブの選手を選ぶとしたら、川崎フロンターレの守田英正と、北海道コンサドーレ札幌の宮澤裕樹。

守田はまだ2年目、宮澤はリベロになって2シーズン目。

昨シーズンから大きく開花した今旬の2人だ。

 

流通経済大学から大卒でフロンターレに入った守田。

川崎のボランチと言えば、当時は大島僚太とエドアルドネットの2人、途中交代で森谷が入るのが定番だった。

 

エドアルドネットが抜けてから、あっという間に守田は川崎にフィットしていった。

 

今シーズンは技術の向上がより際立つ。

大島僚太が、小柄ながらJリーグで活躍する大きな要因となっている巧みなボールの受け方、身のこなし、ボールの扱い方を守田は見事に、急速に吸収している。

 

フィジカルも強い、キックもさらに磨きがかかっている。

中・長距離のキックは大島よりも守田の方がパワフルで正確かもしれない。

 

守田の魅力は、なんと言ってもまだ23歳なのだ。

 

戦術眼や戦況を読む力、周りを動かしタクトを振るうようになれば、恵まれたフィジカルゎ活かしてリベロとしても活躍できるだろう。

 

フロンターレは前線の選手は流動的に動いて時間をかけてボールを動かしながら崩すが、よりセンターバックが攻撃の起点になるようにブラッシュアップされるとより相手チームは手の付けどころが無くなる。

 

奈良や谷口はJリーグの中では足元の技術にも優れている方だが、生粋のディフェンダーなので攻撃的なエッセンスは無い。

コンサドーレ札幌の宮澤裕樹のように、守田のような選手がリベロの位置に入ると、もっとフロンターレのサッカーが面白くなるかもしれない。

 

守田が最前線から攻撃のタクトを振るうようになったら…

クレバーなリベロが好きな僕にはたまらなく、とても魅力的なサッカーになる。