受験期に僕の行動を変えた言葉
もう大学受験は10年前のことだ。
僕は北海道の高校に通っていて、高校3年生の春までは、地元の大学に通おうと思っていた。
ある時、英語の先生にその意思を伝えたところ、「その地元のレベルの大学を目指して受験勉強したら、お前は落ちる。1ランク上の東京の大学を目指して勉強しろ。そうすれば地元の大学は無難に受かるようになる。」
当時その先生の言うことには説得力を感じていて信頼していた僕は、素直に言った通りにした。
東京の大学に行くのはその時は全くリアルじゃなかった。
そもそも選択肢に無かったし、人生で自分が東京に行って生活するとは想像したことが無かった。
僕はとりあえずMARCHを目指すことにした。
最初はMARCHならとりあえずどこでも良いやと思い、模試の志望校はいつも適当にMARCHのどこかをチョイスした。
勿論、いつもE判定だった。
最終的に、僕は地元で受験できることを理由に、法政大学と中央大学を志望校に選んだ。
受験料って結構高い。
東京に行って受験するとさらに費用がかさみますよね。
中央と法政は東京と言いつつめちゃくちゃ田舎なので、地方育ちの自分に合っているなとも思っていた。
模試はずっとE判定だった。最後の最後まで。
だけど僕は内心合格する可能性は結構あるなと思っていた。
僕はとにかく大学の過去問や傾向に合わせた勉強にフォーカスしていて、ある程度の手応えを感じていた。
模試はセンター試験フォーマットなので、僕の結果はいつもボロボロ。センター試験の勉強は一切していない。
僕は数学がすごく苦手なので本当に頭が良くないタイプだ。
だけど暗記は好きで、英語と社会は勉強していて案外好きだった。
だから、一般試験の対策にフォーカスして過去問をたくさん解いて傾向を理解した。
すると、過去問では合格点に届くようになっていた。
模試は最後までE判定だったから、学校の教師達は誰も僕が合格するとは思っていなかった。
志望校すべてに僕は合格した。
合格発表を携えて学校に行った日のことを今でもぼんやり覚えている。
僕の学校から東京のMARCHに行く人は当時かなり少なくて、まさか僕が合格するとは思ってなかったことは、先生方の表情を見て明らかだった。
受験のときに大人が言っていたことを、今でも僕は妙に覚えている。
英語の先生が言っていた1ランク上を目指すことは今でも目標設定するときの僕の選択基準として染み付いている。
予備校の先生が言った、「未来の自分を想像を想像しよう。その大学のキャンパスで自分がいる姿を思い描け。想像にリアルな自分が近づいていく
。」というのも、今でも僕の人生に大きな影響を与えたと思っている。
思うは招く、は人生をポジティブにする良型のとても良い行動だと僕は今でも思っている。
受験のとき辛かったこと
僕は受験までずっとサッカーをやってきた。受験のとき、勉強一辺倒になった生活は思いの外ストレスだった。
ちょうど高校3年生のとき、コリン性蕁麻疹という厄介な症状を発症しました。
これが、めちゃくちゃ辛かったです。
身体が棘に刺されたみたく、チクチクしまくる。
なので、大勢がいる教室で授業を受けるのも辛いし、センター試験の日も症状が出ました。
一般試験の日は何とか大丈夫で、無事試験を終えられたときは凄くホットしたことを覚えています。
大学に入ってからもしばらくは治らなかったんですが、自然と症状が出なくなって今は改善しました。
周りでコリン性蕁麻疹になった人に出会ったことは無いのですが、これはかなり辛いです。
またいつか症状でるのかもしれないけど、今は治って本当良かったなー。