アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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良い上司の言葉は、部下の未来への原動力になる

某広告代理店に僕が在籍していたとき。

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当時僕が所属する部の部長は、飲み会のたびに必ず自分が経験した仕事の辛い過去について話す人だった。

 

特に繰り返し話していたのが、過去に上司から受けた厳しい態度や、その度何度も会社のビルから飛び降りようと思っていたという話だ。

広告業界で働いてきた人の多くが、若いときには特にハードな辛い経験をしていると思う。

だから、上の世代の人からそういう類の昔話を聞くことが多々あった。

 

その人のバックボーンを知り、どんな思いで仕事をしているのか、今までどんなキャリアを歩んできたのかを知ることは、若手にとってもおおいに意味のあることだと思う。

 

辛かった過去の話をする一方で、若手の原動力になるようなポジティブな言葉をかけてあげることができる上司は案外少ない。

部下の立場からすると、日頃のちょっとした労いや褒め言葉、期待の表れが日々の仕事へのモチベーションになるし、未来への原動力になる。

 

上司の部下への接し方が、部下の未来に大きく影響を与える。

 

辛かった過去を今の自分の礎として昇華して堂々と仕事をこなす上司は、時としてとても頼りになる存在になる。

 

だからこそ、過去のネガティブな話だけではなく、他者への労いや褒め言葉、未来へのポジティブな言葉を発信したほうが部下や後輩は飛躍するだろうし、いつかその部下に大きく助けられる時がくるかもしれない。