スーツにリュックは非常識どころか、機能的で快適。
僕はもともと仕事のときは定番のブリーフケースを使っていましたが、今年リュックを使い始めました。
外出や出張が多いと、リュックの方が圧倒的に使い勝手が良いのです。
ブリーフケースを使用しているビジネスマンの方がまだまだ多いと思いますが、最近はトートバッグやリュックなどを使う人も増えてきて、ビジネスカジュアルが普及してきたことによりビジネスシーンでのカバンの種類も多様化してきたと思います。
スーツにリュック程度で非常識だと言う人は、きっと会議でスマホをいじるのも非常識だと言うし、メールで済むこともわざわざ電話するような人達でしょう。
クールビズが導入されたときも、きっとこういう人達は非常識だと批判したのかなー。
ちなみに僕は移動時はリュックですが、3wayのタイプのバッグを使っているので客先ではリュックを背負ったままではなく手持ちに切り替えています。
僕はリュックのままの人を見ても全くネガティブな印象は受けないですが、やはりまだそれを不快に感じたりする人もいますからね。
スーツがなくても真剣に仕事はできる
Googleが掲げる10の事実という社是の中に、「スーツがなくても真剣に仕事はできる」という理念があります。
Google の共同創設者は、仕事は挑戦に満ちていなければいけない、挑戦は楽しくなければいけないという考えで会社を作りました。適切な企業文化があるほうが、創造性のある優秀な成果が上がりやすくなると Google は考えています。企業文化とは、ラバランプやバランスボールのことだけではありません。チームで目標を達成することや、個人の業績に対する誇りが会社全体の成功につながるということを強調しています。Google は社員を厚く信頼しています。Google の社員たちはさまざまなバックグラウンドを持ち、エネルギーと情熱をほとばしらせながら、仕事、遊び、人生に独創的にアプローチしています。打ち解けた雰囲気の中、カフェ、チーム ミーティング、ジムなどで生まれた新しいアイデアは、またたく間に意見交換が進み、試行錯誤を経て、すぐに形になります。こうしたアイデアが、世界展開を視野に入れた新しいプロジェクトの出発点になることもあるかもしれません。
世界一の企業のGoogleが、異文化や多様性を受け入れ本質的な働き方をデザインしている一方で、古い体質に拘泥した日本企業の平成元年からの帰結が、この時価総額ランキングの変遷にも現れていることは100%否定できないでしょう。
古い価値観に捉われ、変化に乏しい代謝の悪い組織はどんどん淘汰されていく。
世の中のニーズが変わるのに、変わっていることにすら気付かず、アップデートできない会社は大手ですら価値観が薄れていく。
会社は給料やステータスとか物質的な価値よりも、働く意義とかやりがいが求められる時代になった。
古きビジネススタイルを踏襲し続けることは、何の価値も生まない。
リュックを批判している暇があったら、自分の働き方がより良くなる方法の一つでも考えて自ら実践しよう。