最近毎月のように発生する自然災害。
僕は先日発生した北海道地震に直面して、正直始めて災害を自分事として実感した
。
東日本大震災や熊本地震など、あれだけ大規模な被害をもたらした災害を報道でみても、どこか他人事だった。
自分は大丈夫、北海道は大丈夫。
そう思っていた人は少なくないと思う。
まさか札幌がこんなことになるなんて、今でも正直信じ難い。
自分が被災するとは、正直1ミリも思ってなかった。
自分は大丈夫だと高を括っていた。
何の変哲もない毎日が続くのだと、勘違いしていた。
烏滸がましいけど少しでもたくさんの人に、明日は我が身だと感じて欲しい。
報道でみる災害と、リアルに体感する災害はこんなにも違うのだなと実感する。
いつも見慣れた街並みが、全く景色に一瞬で変わってしまった。
テレビやメディアで報道されるのは、被害が最大化しているところにフォーカスされるが、実際は道路の陥没や家屋の倒壊、損傷、ガソリンの枯渇などあらゆるところで発生している。
もし、同じような規模の災害が東京を中心に発生したら、いったいどんな状態に陥ってしまうのか。
あらゆる面で、事前の災害対策準備は絶対にしておいたほうが良いです。
もし東京で大地震が発生したら起こりうる被災状況
- 厚真町と同じレベルの震度7の地震が発生した場合、9割以上の列車が脱線する
- 震度6で2割以上が脱線。ほとんど交通インフラが麻痺し、移動手段を失う。
- 老朽化した高架などが地震により崩落する可能性があり、甚大な被害が懸念される。
- 地上が帰宅困難者で溢れると、地下鉄利用者は地上に出られず地下に長い時間足止めされる。外にでることが困難になる。
- 約1000万が帰宅困難者に。
- 緊急地震速報や警報が鳴ってからではもう遅い。
- 速報と警報は地震発生後にアラートがなるので、準備が間に合わない。
- 停電した場合、かなりの数の“高層階難民”が出る。エレベーターが停止したら、自力で階段を降りてそのまま外で過ごすか、ライフラインが復旧するまで待機を余儀なくされる。
- 3000万人近くが断水に直面する。
- 首都直下型地震による経済的被害は100兆円以上にのぼる。