あなたは今の働き方と収入に満足ですか?
僕は、中小から大手まで20代のうちに複数の企業への転職をしました。
中小はやはり業務量や担当する仕事も多く、その分あらゆる業務をオーバーラップして経験できるメリットがある一方、就労環境についてはかなり未整備。
大手は福利厚生があり、ある程度の年収は正社員でいれば貰える。一方、人も文化も価値観も代謝が悪く、所謂社内営業が必要以上に求められたり。
僕のような20代や30代半ばの層は、終身雇用はすでに崩壊し、給料の上昇が保障されない。
だからこそ、どういう環境にいると自分が生きやすいか、居心地良く働けるか、試行錯誤して行動した方がベターだと思います。
逆に、今は沢山の情報を得ることができるので、環境を選びやすいし、会社以外の収入ソースをつくることもできます。
情報が簡単に手に入るというメリットを得た代償として、僕らは昭和の会社員よりインプットもアウトプットも増やして、個人としてアップデートし続ける必要がありますよね。
僕は個の価値をどんどん高めることが、これからはあらゆる業界で必要とされて、転職もしやすいし希望の年収も得ることに繋がると思います。
例えば、20代のうちから専門性の高いマーケティング領域に関わるとか。
今は購買プロセスが複雑化し、さらに商品がありふれている供給過多なマーケットなので、大手企業も商品を売るのにマーケティングが不可欠な要素ですよね。
逆に会社に拘泥してずっと一つの領域だけに携わるのは、僕は良くないなーと思います。
AIもより身近に浸透してくると、僕らの雇用や働き方にもどんどん影響が出てくると思うので。
昭和は楽だった?大手企業のメリットはもう薄弱
昔は競争が今より少なく、決まった販路で特定の定番品などを売ってれば良かった。
消費者は選択肢が少なく、“情報”を持つことが企業の特権だった。
だから大手に勤めることが最大のバリューで、会社名の看板がパワーを持っていた。
個人よりも所属する会社が大事だったんですね。
でもこれからは個人のスキルや専門性が強みを発揮し、価値構造が逆転していきますね。
平成になって起こった情報と経済のパラダイムシフト。会社員と消費者の構造変化。
インターネットにより、これまで企業の既得権益だった“情報”が消費者にも流通するようになった。
大手企業の特権が薄弱になったのが平成。
昭和より、消費者の購買行動は複雑化し、さらに競合商品が増え続ける。
企業は“マーケティング”により情報を整理し商品を買ってもらうための購買プロセスを、販促の重要なファクターとして取り込む必要性が生まれた。
既得権益が崩壊したので、物は売れにくくなったし、当然忙しくなったんですね平成は。
フリーランスのような専門的スキルの切り売りが、日本の会社員にも求められる。日本で今、20代が選択すべき会社は?
終身雇用が前提だった日本の雇用ストラクチャーにおいては、スキルより所属する会社が重要視されていました。
でもこれからはスキルと会社のバリューが逆転する方向に向かっていきます。
会社員にもフリーランス的な専門性が必要になります。
20代のうちから専門性が高いスキルや環境に足を突っ込んどいた方がベターですね。
僕は地方の大手広告代理店にいて、旧来型のスキームの中で働くことや代謝の悪い環境に身を置くことにリスクを感じて退職しました。
その環境が居心地が良いのなら、まだ大手だったらそこそこの給料も貰えるし悪くないと思いますが。
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著者は“時間”を売買できるサービス「タイムバンク」を運営する(株)メタップス創業者の佐藤航陽氏。
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自ら色んな情報をインプットして、どんどん働きやすい方向へ、収入も右肩上がりに増やせるようになっていけば今の新卒や20代や30代の層も安心して働けますよね。
お金と快適な就労環境があれば余裕を持って暮らせるし、心にもゆとりができます。
もし今働き方に不満な要素があれば、すぐに行動してどんどん状況を変えましょう。
仕事は、人生で最も多くのリソースを費やすものの一つなのだから。