アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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「お電話ありがとうございます。新人の◯◯です。」という社会人の新人宣言やめて欲しい。

4月に新入社員が入社し、今まさにOJTの真っ最中という方もたくさんいる季節ですね。

 

新入社員はゴールデンウイークが明けて、次の祝日はいつかと、うなだれる季節。

社会人の環境に馴染めず、疲弊してしまった人もたくさんいるでしょう。

 

僕が新人の頃はダメな新人の典型だったあげく、半年足らずで新卒で入った会社は退職しました。

早期に辞めたおかげで色んな人に迷惑をかけました。

でも、それぞれの会社で積んだ経験とキャリアの決断は点から線に繋がり、今はキャリアの軸ができました。

 

今は、広告会社で営業のポジションで仕事をしています。

広告会社の営業は、一般的な新規開拓を生業とする営業と違って、担当のクライアントから請け負うあらゆる仕事を、関係各所と調整しながらコーディネートするビジネスプロデュースのような役割です。

 

実際、今は新規の開拓営業はやっていません。

 

20代前半の頃は、新規開拓営業もやりました。

エクセルで営業リストを100件つくり、電話をかけてアポイントを取るTHE営業の仕事です。

電話をするのは、学生時代にコールセンターでバイトをしていたこともあって得意な方だったのですが…。

 

やっぱり電話営業の仕事をしたいわけではないので、アポイントが取れないと嫌気がしました。

架電回数やアポイントの件数を毎日上司に報告するのも嫌でしたね。

アポ取れないと、営業なのに外に出られないですからね。

 

この頃は、とにかく社内ではなく外部の方と会うのが刺激的でした。

とにかく色んなビジネスマンを見て、仕事の仕方や考え方・仕草や振る舞いまで、人からインプットしたい欲がとても強かったです。

 

 

最近はメールやチャットがビジネスシーンで普及し、昭和初期よりは電話の頻度が減りました。

僕も実際、信頼関係が強いパートナー会社の方とはLINEとメールのやり取りを使い分けています。

 

頻度が減ったとはいえ、電話でのコミュニケーションは、時代が令和になっても欠かせません。

電話は、メールの文章から伝わりにくい感情の情報が伝わりますよね。

折り入った話はメールではなく電話で、という人は多いと思います。

 

そんな、ビジネスシーンの電話について気になることが一つ。

 

「お電話ありがとうございます。◯◯会社“新人”◯◯です。」という新人宣言を新人にさせる会社があります。

 

電話で新人宣言、辞めませんか。

電話を取る新人にも、新人と宣言されたこちら側にも、双方全くメリットがありません。

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どういう意図で、電話口で新人と宣言するのかがさっぱりわかりません…。

された方も困ります。

 

無思考に昔からの慣習を踏襲しているパターンが多いと思うのですが…。

 

とにかく、イケてないですよ。

 

僕が新人の頃は、電話で新人と言うルールは無かったです。

 

会社は一つの文化圏だから、会社独自のあらゆる文化・文脈があるのは自然なことなんですが。

 

電話で新人と明言するのは全く無意味だと思います。