アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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“報告・連絡・相談”事項をメールで送ったら、「それくらい口頭で伝えろ」と言う上司は理不尽?

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どこの会社に行っても、コミュニケーションが取りにくい人はいますよね。

理不尽だなと感じたり、疑問に思いながらも改善されない会社の文化や慣習ってとても多いと思います。

 

僕が大手の広告代理店にいた頃。

社内の人にメールで添付して依頼した資料を、出力してさらに付箋をつけてメモを残して依頼するよう注意されたことがある。

 

これって、「今メールしたんですけどー」って言いながら電話するのと同じくらい無駄な作業だと思うんですがどうですかね。

 

伝える内容や相手によってケースバイケースでコミュニケーション手段は使い分けるべきだと思います。

 

ですが、現実的にこういう指示をしてくる上司が結構いるし、メールと電話の使い分けが効率性よりも、非効率な上司や会社の体質を踏襲したやり方をしている人が少なくない。

 

メールと電話の使い分け、みなさんの会社ではどんな風にしていますか?

 

他にも、僕の知り合いの会社ではびっくりするような会社でのルールや上司の指摘があるみたいです。

 

・トイレにいく回数を数えられて、注意される

・休憩時間以外の会話禁止

・有給の理由を説明させられる

 

トイレに行く回数を数える上司とか、さすがにゾッとしますね…。

でも、実際僕の知り合いの女性が前職でこんな指摘を上司にされたのです。

案の定、その会社は非常に離職率が高く、長く働いてる人は殆どいなかったのだそう。

 

良く、「電話が嫌いな若者」と「メールより電話の方が手っ取り早いおじさん」という構造で若者と年配者の対立を煽る様子をテレビ番組などで目にします。

 

そもそも対立構造で議論をする時点で、本質からズレていると思うんですよね。

テレビだから仕方ないですが。

 

メールも電話もコミュニケーションの手段であり、状況に応じて適切な方を選択してツールとして使い分けるのが大前提です。

手段の話をするときに二元論で議論しても、意味無いですよね。

 

若者が、「お世話になっております」とか「お疲れ様です」をお世話になっていない人にお世話になっておりますっていちいち言いたく無いと言うのを聞いたことがある。

若者側が、こんな風に昔から続くビジネスの風習を過剰に否定するのも気持ち悪い。

 

電話が相手の時間を奪うのも事実だし、一方で電話の方が伝えやすいことや早く用が済むトピックもある。

一方を過剰に否定するより、生存戦略として自分の引き出しを増やす方が、世の中生きやすくなると、僕は思う。