アラサーの独り言

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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格闘家山本KID徳郁さん41才の早すぎる死と、甲本ヒロト氏の言葉。

僕は格闘技にあまり興味が無い。


それでも何故か、山本KID徳郁という人のことはずっと知っていた。
彼がリングにあがる試合は何故かテレビに釘付けになって見ていた。

 

彼ほど有名で、多くの地位や名声を得ても、死ねば全てが無くなる。
あれほど稀有な才能をもつ人でも、“時間”は普通の人の人生の半分しか与えられなかった。

不謹慎だけど、突然の彼の訃報をニュースで知って、自らの人生についても考えるきっかけになった。

 

時間は、人生で最も貴重なリソースだ。
今やりたいと思っていることは、すぐにでもやった方が良い。


行動と傍観の間には大きな川が流れている。

理不尽な環境にいて我慢するのも今は価値がない。

 

例えば、会社は昔は年功序列で長くいれば優遇されるし会社の価値が今より高かったから、理不尽でも我慢する価値が今よりはあった。

今は、情報に誰でも簡単にアクセスできるから、会社に縋るのは著しくコスパも効率も悪い。

 

ブラックな会社なんてとにかくさっさと辞めてしまえば良いのだ。

 

***

 

 

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僕は、20代で3回転職をした。

思い切って、自分の人生の舵を切ってきた。
失敗はたくさんした。後悔は、全く無い。

 

過去の失敗は、思い出したくないものもたくさんあるけど、一つ一つが糧になり今の自分の資産となっている。

奴隷の幸福という言葉があるように、人は役割や業務を強制されるほうがコミュニティの秩序が保たれて、楽で居心地が良い。

 

奴隷になった瞬間、一気に社会人はおっさん化する。

アップデートしない、変化できない大人はどんどん淘汰されていく。

今奴隷のように変化の無い毎日を会社で過ごし、納得できない理不尽さや興味のない仕事に拘泥しているのならすぐに環境を変えよう。

自分の人生を他人事のように傍観していては
そのまま時間は無為に流れ、あっという間に人生は過ぎていく。

 

20代30代は特に貴重だ。
その後の人生や自分のアイデンティティを形成する大きなファクターを積み重ねる時期だから。

 

自分の人生の主導権を、他人や会社に委ねてはいけない。

自分のやりたいことは極端なくらいにやらないと、本当に時間はあっという間に過ぎていく。

明日大災害がきて死ぬかもしれないし、事故で死ぬかもしれない。
他人事ではなく、誰にでもあり得る人生の展開だ。

 

死ねば地位もお金も名声も全て無くなるのだから、周りの目を気にして遠慮している時間はない。

 

行動だけが、人生を変える。

 

終わりに、甲本ヒロトがこんなことを言っていた。

 

『バンドは長いのがいいとも思わないし、短いのがいいとも思わない。今まで何かをやってきたことはどうでもいい。今日やってることがすごいと思う。
32年間やってるバンドも、今日始めたバンドも同じ。
今日やってるかどうかだけ。』