EZO TIMES

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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アラサーの結婚と恋愛と多様性

今日、クライアントとの打合せでお昼頃に街中を徒歩で移動していた。
札幌は暑いけど東京ほどでは勿論無く、僕はジャケットを着て外を歩いた。

 

打合せ場所の近くのスクランブル交差点を渡ったとき、どこか見覚えのある風貌の人を見かけた。

僕が記憶していた姿よりもかなり痩せ細って、すっかり若々しさが抜け落ちていた。
彼は僕が新卒で入った会社の、当時の上司だ。

 

当時彼は30歳のとき、同じ業界のより規模の大きい会社へと転職をした。
ほとんど同じタイミングで同い年の女性と結婚し、程なく子供も産まれた。

奥さんは前の旦那との子供が一人いて、翌年には3人目も妊娠したと聞いた。

 

転職した会社を、彼は約一年で退職した。上司からのパワハラが主な原因だったらしい。仕事でのミスも多かったと、近い関係者からは後で聞いた。ミスが原因でかなり怒鳴られてもいたらしい。

その後、1年くらい就職先が決まらず、就職活動を続けていると、前の会社の人からは聞いていた。

 

スーツを着て、彼が街中を歩いていた。
足取りは重いように見え、表情からは疲れが滲んでいた。

 

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先日、ブロガーのはあちゅうとAV男優のしみけんがTwitterで事実婚を発表し話題になった。

自分の幸せをオープンに公表するというとてもナチュラルで幸せな行為に新鮮味を感じたのは、ある意味僕自身が多様性に寛容になれていないのかもしれない。

 

最近あらゆる「多様性」を寛容に認めるための動きが広まっている。

結婚、働き方、生き方、家族、食事。

 

結婚もそうだけど、多様な関係性が世の中にも認知されオープンになっていってるのに、制度が古いままで幸せのアウトプットが旧来の結婚というスタイルだけなのは古い。

結局、ビジネスに落とし込んだフォーマットが古い制度設計のまま今も踏襲され続けているから、時代のニーズに合わなくなってきている。

 

結婚式もそうだし、例えば仕事をするときのスーツもそうだ。

働き方が多様化して例えばノマドやフリーランスが増えたりテレワークが導入されたり、新しいスタイルが増える一方、真夏の猛暑の中未だにスーツを着て滝のように汗をかきながら営業するサラリーマンもいる。

 

世の中はどんどん変化しているけど、結婚のフォーマットは変化せずアップデートしていない。

あらゆるものが時代の流れにフィットせず形骸化していく。

 

少子高齢の時代で結婚市場がシュリンクするのは目に見えてるけど、時代のニーズに合わせて従来の結婚式以外の仕組みやフォーマット、新しいスタイルを社会に提示する会社は中々無い。

逆にビジネスとして社会にある程度落とし込まれないと、世の中には新しいものは浸透しにくい。


例えば働き方とか個人の思想とか、SNSで共感を呼んで拡散されることは多分にあるけど、一方で結婚式とかが古いままなのはまさしくそういうことだと思う。



「自分が生きやすい生き方」が社会に適合しなかったり、身近で接する人や所属する環境にフィットしなくなるのは最早至極自然なことだ。

 

画一的な時代はもう終わった。
例えば会社は、新しいものを寛容に取り入れることにストレスが無い、アップデートにカロリーがかからず代謝が良い組織がどんどん 成長するし、そこに人も仕事も集まる。

 

最近話題になったり新しい価値を生む会社は当たり前だけど変化に柔軟でアップデートする会社だ。

「多様性」を受け入れるというのは簡単だけど、社会に深く浸透するにはビジネスに落とし込まれないと一般化しないのが現状。

 

まったく纏まりがない文章だけど、30代近くになって「自分の快適な生き方」をあらゆる面で考えている。