EZO TIMES

餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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アラサー会社員の“転機”。10年越しの再会と一通のメール

僕は今年で28歳になる会社員です。

 

恥ずかしながら、ぼくは20代で3回の転職を経て今がある。

僕にとっての働き方の転機は、これまで仕事を通じて出会った人に起因する。

先日、『会社を無断で辞めた僕の同期』という記事を書いた。

 

www.heisei-zakki.com

 

僕にとって、“最初で最後の同期”の彼は、僕の働き方を考えるきっかけを与えてくれた1人だ。

 


広告代理店に勤めていたとき、とあるクライアントの引き継ぎを僕が担当することになった。

 

印刷会社の方にメールをするとき、前任から担当者の名刺を受け取った。

見覚えのある名前だった。

 

珍しい苗字だから、すぐにピンときた。

 

 

僕は小学生のときサッカー少年団に入っていた。

当時プレーしている子供と同じくらいかそれ以上に、いつも熱く応援してくれていた父兄がいた。

 

子供ながらに、せっかくの休日なのにこの人はこんなに熱く子供のサッカーに熱中して大丈夫かなぁ、と思わせる程だった。

 

僕の両親は、土日も働いていることが多くて、いつも車に乗せて送り迎えしてくれたのも彼だった。

 

まさかあれから10年越しに、一緒に仕事をすることになるとは、その時は想像できるわけがない。

 

 

僕が仕事を通じて再開したちょうどその年は、彼が定年退職を迎える年だった。


引き継いだクライアントの業務は多忙を極め、終電で帰る日も珍しくなかった。

会食も多く、その頃の僕は心身ともに疲弊していた。

 

彼の退職日、僕は忙しさにかまけて、彼にメールや電話の1本も送れずにいた。

今でも鮮明に覚えている。

 

金曜日の夜。
気づいたら終電も過ぎていた。

 

あの時はオフィスにはもう僕1人で、消灯して警備室に鍵を返却したときだったなぁ。

 

スマホでも会社のメールを見れるようにしていた。

彼から1通のメールが届いていた。

 


〇〇様

いつも大変お世話になっております。

今日が最終出社日になりました。
ご挨拶にも伺えず失礼申し上げます。

後日、後任の〇〇が挨拶に伺わせて頂きますので、その際は宜しくお願い致します。

p.s
短い間だったけど、一緒に仕事ができてとても嬉しかったです。
いつも丁寧な仕事ぶりで、大変助かりました。
あの頃、息子と一緒にボールを追い掛けていた〇〇君と、まさか一緒に仕事をできる日が来るとは思ってなかった。
やっと定年かと清々していたはずが、定年退職する年になって、会社に行くのが少し楽しくなったのは君のせいです。
もう少し長く仕事を続けたいと思ってしまいました。

僕は〇〇君がこれからどんな仕事をしていても、10年前と同じように、これからもずっと応援しています。

益々の活躍を祈っています。
息子共々、これからも宜しくね。

 

このメールは今でも、働く僕の背中を押してくれる。

彼の働く姿勢や年齢問わず人と真摯に向き合う姿は、僕に大きな影響を与えた。

 

平日は多くの仕事をこなしながら、休日は僕らのサッカーの試合を見に来て子供よりも熱くなってた彼の姿が、疲れた時にふと頭に浮かぶ。

 

同級生との父親との再会は、僕にとって働き方を深く考えさせてくれる転機でした。

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