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餃子とビールとJEEPを愛する平成生まれの元広告マン、現海外事業コンサルタントの雑記。

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一度は廃園まで検討された『旭山動物園』

地方には、かつては栄えていたものの、時代の変化と共に他のコンテンツに需要が変遷し、廃墟となった施設が数多くある。


僕が旭山動物園を知ったのは、旭山動物園が人気の施設となってから。

 

一度廃園の危機まで陥り、奇跡的な改革劇を経て今の全国区の人気があることを恥ずかしながら知りませんでした。

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1967年、北海道旭川市の市営動物園として旭山動物園はオープンした。
オープンの喜びも束の間、70年代後半には、早くもテーマパークに客を奪われ、施設の老朽化に対応することができず、入園者の減少に歯止めをかけることができませんでした。

 

廃園の危機が迫った80年代後半、対応策を検討するプロジェクトメンバーは、まず「もしお金があったら実現したい」夢の動物園のアイデアを、毎晩遅くまで話し合ったのだそう。

 

理想の動物園の実現に向けた第1歩として、彼らはまずワンポイントガイドというサービスを開始しました。

 

飼育員がイラストを描いたり、紙芝居を作ったり、来園者とのコミュニケーションツールを活用し始めました。

 

さらにオナガザルの飼育舎にロープを張り、猿の習性を利用して尻尾でロープを掴んで餌を取る、小さなショーが飼育員のアイデアで始まりました。

これが今の旭山動物園の醍醐味である“行動展示”のきっかけとなりました。

 

それまで動物園の従来の展示手法は“形態展示”と呼ばれる、動物の身体的特徴を見せるのが普通でした。

 

旭山動物園は、人気の動物を集めて動物の“姿”を見せることから、動物の“行動”を見せることに展示の意義を変えたのです。

 

“行動展示”という新しい動物園のビジョンが、飼育員にも新たなチャレンジや工夫を引き出し、今や旭山動物園ではさまざまなアイデアが実現されています。

 

旭山動物園は、動物園の成功のルールを変えた動物園です。

 

そして、1997年頃から入園者数は増加。
2006年には来場者は300万人を超え、上野動物園に次ぐ全国2位となりました。

 

▼ディズニーランドの記事とも共通しますが、

 

www.heisei-zakki.com

 

 

旭山動物園も独自のさまざまな工夫がされていて、来園者を楽しませようとするアイデアに溢れています。

 

 

さて、今年はいつ行こうかな。